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【光ヶ丘×SDGs】全国代表校として国連大学で発表!
この夏に、UN Women[国連女性機関]の「ジェンダー平等に向けたプロジェクト」に参加した有志メンバーの生徒17名で、「SDGs[持続可能な開発目標]の中から1つ以上を取り上げ、ジェンダーの視点を踏まえて、世界あるいは日本における問題提起とそれに対する総合的な解決策を提案する」というテーマに沿って10分間のプレゼンテーションビデオを制作して提出したところ、「全国代表校」に選出されました。
10月6日(日)に国連大学を会場にして行われた、UN Women[国連女性機関]・株式会社資生堂 共催 第3回「HeForSheすべての人が輝く社会を目指して ~Generation Zからの提言~」のイベントの中で、本校生徒がプレゼン発表をしました。
〈以下、Newsリリース後に追加アップロード〉
■プレゼンテーションの要旨は次の通りです
『「竹」×SDGsでジェンダー課題の解決をめざす! ~ウガンダを例に~』
・開発途上国では女子の中等教育就学率が低く、女子が学校へ行けない理由のうち、「生理用品が不足している」ことに着目して生理用品の普及により女子の就学率を改善することを計画し、しかも「竹」を活用して「サステナブルな素材の生理用ナプキン」の開発・普及を提案する。
・竹は天然素材であり、生育も早く、世界中の温暖な地域に自生している。そのため、現地生産が可能であり、輸送コストや排出ガスの抑制ばかりでなく、現地での産業育成や新たな雇用の創出、さらには女性活躍の機会拡大にもつながる。今注目の「ソーシャル・ビジネス」の仕組みの活用である。
・低コストで高品質な製品の開発と普及のためには、企業を動かす必要がある。高校生が今回のプレゼンを通じ、「世界の女の子を救い、世界の未来を変える大きな社会貢献である」とともに「ビジネスチャンスでもある」という熱い思いを届けることで、竹製の紙や布を作っている企業、生理用品を製造している企業、販売店など、「企業の皆さんの心に火をつけ、つながりを創り出したい」。
そして世界中の女子の就学率の向上をはかり、女性の未来を変えるとともに、世界を変えたい!
・・・これは、「寄付」や「援助」といった従来型の途上国支援の枠組みではなく、ジェンダー問題・貧困問題・環境問題などをいずれも経済成長と両立して解決をめざす視点で、まさにSDGsの発想をフルに活用したプランです。
生徒たちはリサーチと議論を繰り返しながらそれぞれの課題を掘り下げて考察していく「探究」型の学習活動にチャレンジしながらまとめあげ、プレゼンテーションを制作しました。
☆国連大学ウ・タント国際会議場でのプレゼンテーションの様子はこちらの動画をご覧ください。
■HeForSheとは?
HeForShe(ヒーフォーシー)は、全てのジェンダーの人々がつながり、ともに責任を持ってジェンダー平等を推進するムーブメントです。UN Womenによって始められたHeForSheは、世界中の人々に対してジェンダー平等実現へのアクションを促します。そのために決意表明の機会や、様々なアプローチや方法を提供しています。 (UN Women日本事務所Webサイトより)