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【光ヶ丘×SDGs】福祉コース・デンマークへの研修旅行の報告 UN17 Village(予定地)への訪問は全国初!

お知らせ

10月中旬に、福祉コースの2年生(希望者36名)が北欧の福祉先進国デンマークへ5泊7日の日程で研修旅行に行ってきました。

 

福祉コースは2000年度に開設して以来、海外か国内かを選択する研修旅行のうち、海外研修旅行は北欧の福祉先進国デンマークを研修先にしています。高齢者施設での交流や補助器具センターの視察・体験、子ども施設への訪問などを行程に入れていますが、昨年度の海外研修旅行では、コペンハーゲン市役所でSDGsのイベントが行われる日程と本校の研修旅行のタイミングが重なり、デンマークのSDGsへの積極的な姿勢に触れることができました。そこで今年度は新たに「UN17 Village(予定地)」と「コペンハーゲン・インターナショナルスクール」を正式な行程に追加しました。

 

「UN17 Village」の「UN」とは国際連合[United Nations]を、「17」はSDGsの17のゴールを指しており、街と暮らし全体がSDGsの17のゴールすべてに貢献しサステナブルなものとなるように設計されるというプロジェクトです。2023年にコペンハーゲン南部に約35,000㎡のビレッジが完成する予定とアナウンスされており、今年度の海外研修旅行ではその建設予定地を訪問し、現地の方から説明を受けました。

 

また、「コペンハーゲン・インターナショナルスクール」は2015年に開校し、校舎が、外壁も含めて12,000枚のソーラーパネルで覆われている設計となっています。デザイン大国らしく、建築と学びとサステナビリティを見事に両立させたユニークな発想に基づいています。こちらの学校も訪問し、学校関係者と在校生の方に案内していただき説明を受けました。



デンマークは、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とドイツのベルテルスマン財団が報告書として毎年発表している世界のSDGs達成度ランキングの2019年版で1位に輝いた国。従来までの「高齢者」「障がい者」「子ども」といった福祉の専門領域の学習に加えてSDGsの観点からも学ぶことで、なぜデンマークが「世界一幸せな国」と呼ばれるのかをより多角的、立体的に考察することができるようになりました。



なお、デンマークの「UN17 Village(予定地)」を研修旅行で訪問した学校は、全国初*となります。
(*2019年10月現在/本校調べ。)

 

 

【今年度の研修旅行の様子 UN17 Village(予定地)とコペンハーゲン・インターナショナルスクール】

 

 

【昨年度の研修旅行の様子[参考] コペンハーゲン市役所 】