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【光ヶ丘×SDGs】リサイクル企業でインターンシップ!
6月7日(土)、豊川市にあるリサイクル企業「加山興業株式会社」において、「工場見学&SDGs広報インターンシップ」を実施しました。
参加者は全校から希望者を募り、学年や部活動を超えた27名の生徒が参加しました。
午前中は加山興業の市田プラントと千両プラントを訪れて、太陽光パネルのリサイクル機や銅線と被覆を分離する機械、ゴミを焼却した際に出る廃熱を活用したバイナリー発電施設も兼ね備えたサーマルプラント、ゴミから固形燃料RPF[*]を製造する施設などを見学し、産業廃棄物がリサイクルされていく実際の現場を肌で感じながら見学しました。
そして、工場敷地内にある「KAYAMA Farm」を訪れて、環境指標生物であるミツバチの養蜂場やビオトープなども見学しました。加山興業さんはここで採れた「KAYAMAはちみつ」使ったスイーツを、地域のパティシエさんや福祉事業所さんなどとコラボしてつくっています。
午後は加山興業の豊川本社に移動して、「SDGs広報」を体験する2つのワークショップに参加しました。
1つめは、午前中に見学したリサイクルプラントやファームの魅力を発信するSNS制作のワークショップ。グループに分かれて、撮影した写真を活用して加工や装飾を加えて発信力のある画像を社内コンテストのスタイルで制作しました。
2つめは、KAYAMAはちみつを使った焼き菓子のラベルを制作するワークショップ。各自がデザインしたラベルが実際の商品に貼られました。
この取り組みは、昨年度からはじめた「リベラルアーツ・カフェ」のスピンオフ企画として今年度も実施。5月22日には「リベラルアーツ・カフェ2025 Vol.1」として加山興業の担当者さんを講師にお招きして講座とワークショップを開催しています。昨年度よりもさらにパワーアップして展開し、参加した生徒たちも多くの学びを得ることができました。
RPF[*]
RPFはRefuse derived paper and plastics densified Fuelの略で、古紙や廃プラスチックを主原料とした高品位の固形燃料です。RPFは石炭やコークスの代替として多くの産業で利用され、熱量や品質のコントロールが可能で、環境にやさしいという特長があります。
燃焼時に排出する二酸化炭素が、石炭と比べて3割ほど少ないとされます。
(参考;一般社団法人日本RPF工業会Webサイトほか)