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本日の３・４限目に行われた福祉コース２年生「社会福祉総合演習」において、豊川市で「E-TPU(熱可塑性ポリウレタン)」を使用した製品の製造販売などを手掛ける山口化成工業株式会社の松倉社長さん以下スタッフや関係者さんをお招きして、「予防医療・介護支援・健康寿命促進につながる商品」を企画するプレゼンテーションを行いました！

 

今年で創業70年を迎え「発泡イノベーション企業」を自任する山口化成工業さんには5月30日に授業で講演していただいており、その際に「E-TPU」を使用した同社の代表的な製品である車椅子ノーパンクチューブ「エアリー」や、握力の維持や認知機能低下の予防をめざす「Gripsave®」などを紹介していただきました。

 

この授業を起点に生徒たちは、グループごとに分かれて「E-TPU」を使用した新商品企画の提案にむけて会議と準備を重ねてきました。

 

本日の授業では松倉社長さんたちを目の前にして、創意工夫を凝らしたアイデアが詰まった新商品企画をプレゼンしました。

プレゼンは、iPadで制作したスライドをモニターに提示し、ときには紙や粘土などでつくった模型を提示したり実際の「困りごと」や「使用イメージ」を寸劇風に演じたりしながら行われ、会場はあたたかい笑いと熱気に包まれました。

 

それぞれのプレゼンごとにいただいたコメントでは、生徒の着眼点やデザインの秀逸さ、プレゼンの完成度などを評価していただきました。

 

すべてのプレゼンが終了したのち審査投票が行われ、「松葉杖を使用する際の困りごとを解決するアイデア」の企画が最優秀賞を獲得しました。

他の企画もそれぞれ高い評価を得ており、僅差での選出となりましたが、この企画製品は9月の文化祭での発表をめざして実際に「プロトタイプ」を制作していただけることになっています！

 

授業のまとめで生徒たちから発表された感想では、製品の造り手の視点への気づきやモノづくりのワクワク感などが寄せられ、さいごは生徒と山口化成工業のスタッフのみなさんとの記念撮影をしました。

 

この経験をもとに、福祉コースの生徒たちは今後も様々なことにチャレンジしていきます。さらなる発展がとても楽しみです！

 

   

 

   

 

   

 

 

 

なおこの授業の様子は、NHKテレビ「まるっと！」と、東海愛知新聞社に取材していただきました。

今後、放送日や掲載日がわかり次第お知らせいたします。