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福祉コース2年生 岡崎市上下水道局の職員さんによる講演&グループワーク!

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福祉コース2年生の本日の授業では、岡崎市上下水道局の職員さんのみなさんによる講演とグループワークを開催しました!

 

テーマは「暮らしを支える上下水道 ~下水道編~」

下水道は、手洗いや洗濯、食事、風呂、トイレなどから出る生活排水のほか、雨水などを地下を通っている管を通じて処理場まで運び、微生物の力などによって適切に処理され、川や海に流されます。

このインフラが整備されていることで、健康で衛生的な環境で私たちの安心安全の生活が保たれており、社会福祉や伝染病などの蔓延防止といった公衆衛生が構築されています。

また、処理された水が川や海の生き物たちの命とつながっています。そしてその水はやがては雲となり雨や雪となって、ふたたび飲み水や生活用水、工業用水などとして私たちの暮らしに循環していきます。

さらには、下水処理の過程でエネルギー資源や肥料などが生成できます。

これらはもちろん、「SDGs」にもつながってゆきます。

 

‥‥このように、生徒たちは「下水道」という普段目には見えないけれど自分たちの「当たり前」の暮らしを支えている世界が自分たちの足元に広がっていること、そしてそれを支える人々が働いていることへの感謝、それを知ることの意義にも目を向ける機会となりました。

 

 

下水道100周年の岡崎市 秋にはマンホールサミットを開催

今年は、岡崎市が1923年(大正12年)に下水道事業を開始(愛知県内では名古屋市に次いで2番目)してからちょうど100年という節目にあたります。

そして、10月には今回で11回目となる「マンホールサミット」が岡崎市で開催されることが決定しています。

中部地区では初開催となるこのイベントは、岡崎市でも下水道100年記念事業のメインイベントと位置付けて準備を進めています。

 

授業では、「もっと伝えたい 下水道の力を」という岡崎市上下水道局さんのスローガンを、マンホールサミットを通じて体現するアイデアを考案するグループワークも実施しました。

生徒たちは、学んだことをいかに楽しく「伝える」か、効果的に「発信する」か、グループごとに話し合いました。

クイズやスタンプラリーなどのイベント、スイーツや小物などのグッズ開発、ゲームやおもちゃなどを用いた体験型のアトラクションなど、生徒たちは柔軟な発想で次々とアイデアを繰り出し、職員のみなさんもその豊富な提案の数々に驚きをもって耳を傾けていました。

 

実際の開発や実践に向けて始動できれば、ますますおもしろい展開になりそうです!

 

 

   

 

   

 

   

 

   

 

 

 

 

 

新たな学びにチャレンジする福祉コース

今年度の福祉コース2年生から展開される新カリキュラムでは、高齢者介護や障がい者福祉などの専門分野以外にも、ひろく暮らしを支える社会的な活動、挑戦的な「トガった活動」にも目を向けた学びにチャレンジしています!

今後もさまざまなチャレンジを展開し、それらを発信していきますので、どうぞご期待ください!