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【光ヶ丘×SDGs】2022年の国際女性デーによせて④ ミモザの生育状況について
「光ヶ丘×SDGs」のシンボルとして育てているミモザの生育状況についての報告です。
この1年ですくすくと成長した東通用門脇にある「SDGs花壇」のミモザですが、今年は寒い日が続いたせいか、うまく咲くことができませんでした。修道院横に植えられている成木も、例年よりも1か月ほど遅くようやく開花し始めたところです。
あらためて自然の植物は気候や天気の影響に敏感であることを感じさせられます。
■昨年度の生育状況のニュースはこちら!
黄色のアイテムとイラストで開花をイメージ!
「SDGsプロジェクト」の生徒によって行われたアウェアネスカラー企画と同時に、生徒たちが持ち寄ったミモザイエローをイメージした黄色のアイテムやミモザのイラストによって「ミモザの花を咲かせる」チャレンジを行いました。
来年こそは、きれいな花が咲くことを願っています!
■アウェアネスカラー企画についてのニュースはこちら!
(本校キャンパス内にある修道院横のミモザの成木/3月8日撮影)
★ミモザと「国際女性デー」
毎年3月8日は国連が指定する国際デーのひとつ「国際女性デー」です。
2022年のテーマは「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」です。
このテーマは、すべての人にとって、より持続可能な未来を築くため、気候変動への適応・緩和・対応策を主導している世界中の女性と女児の貢献を認識し評価するものとされています(詳細はUN Women 日本事務所のWebサイトをご参照ください)。
そして、近年非公式ながらもこの国際的な取り組みの日のシンボルとして知られるようになっているのが「ミモザ」です。
「ミモザ」は「ギンヨウアカシア」とも呼ばれ、日本でもちょうど2月中旬から3月中旬にかけて鮮やかな黄色の花をつけます。ミモザの花は、綿毛のようなあるいはコンペイトウのような愛らしい形をしています。イタリアでは「ミモザの日」としても知られており「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=「女性の日」)」とされ、男性が感謝を込めて母親や妻、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザを贈る習慣があります。このようなことから、ここ最近ではミモザが「国際女性デー」のシンボルとなり様々なイベントで用いられるようになったのです。
★ミモザと「光ヶ丘」
きっかけは、2018年に生徒会の呼びかけではじまった「ハブラシ回収」でした。SDGs達成に貢献するため「プラスチック問題対策」の一環で取り組み、ハブラシ由来の「再生プラスチック植木鉢」に樹高わずか50㎝の小さなミモザの苗木を植え、およそ1年にわたり大切に育ててきました。
休校後の2020年6月5日[世界環境デー]に、東通用門ヨコに新設した「SDGs花壇」にミモザの苗木を植樹するセレモニーを、苗木を寄贈してくださり花壇の造作もしていただいた東海緑化園の大橋社長様お立ち合いのもと生徒会役員とジェンダー・プロジェクトの生徒たちによって行いました。
それ以来、ミモザの苗木はすくすくと成長しています!
★「光ヶ丘×ミモザ」の足跡
■回収したハブラシと2018年度生徒会役員
■ハブラシからできた再生プラスチック植木鉢にミモザの苗木を植える生徒会長(2019年3月8日/国連「国際女性デー」)
■植樹セレモニーの様子(2020年6月5日/国連「世界環境デー」)
[左上]植樹に臨む生徒会長
[右上]水やりをするジェンダー・プロジェクト代表生徒(奥)と生徒会長(手前)
[左下]参加者記念撮影
・左手・・・生徒会役員
・右手・・・ジェンダー・プロジェクトの生徒たちと東海緑化園の大橋社長様(後列左)・校長・SDGs推進委員会委員長(後列右)
[右下]植樹直後のミモザ