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【光ヶ丘×SDGs】国際青少年デーによせて② 1年総合探究「SDGs大学プロジェクト」展開中!

お知らせその他

今年度の1年生の授業「総合的な探究の学習」(総合探究)では、「SDGs大学プロジェクト」を展開しています!

1年生の「総合探究」に8つの「学部」を擁する「光ヶ丘SDGs大学」を設置し、生徒たちは科やクラスを横断して自ら学びたい「学部」に所属し、それぞれの領域にかかわる社会課題をSDGsの視点から探究する新しい学びのカタチへの挑戦です。

 

生徒たちは、今年6月4日(金)に行われた「光ヶ丘SDGs大学 開学式」に臨んだのち所属学部にわかれ、今秋に予定している学びの成果の発表に向け、探究活動に励んでいます!

 

【「光ヶ丘SDGs大学」に開設されている8学部】

■グローバル学部

■医療学部

■教育福祉学部

■芸術・スポーツ学部

■生活環境学部

■自然環境学部

■まちづくり学部

■キャリア学部

 

 

今年度の「SDGs大学プロジェクト」につながる光ヶ丘の学びの歴史

①3年生「(3Das/4Days)大学プロジェクト」

3年生の3学期に、アスクネットさんの協力のもと、進路が決定している生徒を対象に高校までの授業とは異なる「大学での学び方」を事前に体験的に学習する特別プログラムで、これまで20年近くの歴史を積み重ねてきました。当初は3日間のプログラムで行われてきましたが、近年では4日間かけて開催されています。

 

②1年生「総合的な学習の時間」(総合学習)

1年生の授業時間割の中に設けられた総合学習の時間に、普段の授業とは異なる切り口からさまざまなトピックについて学ぶ授業で、15年近くの歴史を積み重ねました。当初は週2時間の時間割の中で講座選択型のプログラムを実施してきましたが、途中から学校行事と連結しながら学ぶ方式に切り替えました。

 

③1年生「総合的な探究の時間」(総合探究)

2019年度の1年生より新学習指導要領の新設科目を先取りする学びとして挑戦を始めました。初年度にあたる2019年度は「SDGs」の認知度を高めることを主眼に、各クラスの中に設けられたグループごとに社会課題を設定してSDGsの視点から探究し「模造紙(B紙)」1枚にまとめて発表する「ポスターセッション」の形式を採用しました。2年目にあたる2020年度は「SDGs」の理解度を深め実践することにも挑戦することを主眼に、各クラスの中に設けられたグループごとに動画を制作してYouTubeで発表する「ビデオプレゼンテーション」の形式を採用しました。なお、合計76本にのぼるこのプレゼン動画は、本校の特設Webサイト「光ヶ丘Festival Web文化祭 and More!」から視聴することができます。

 

これまで、地域・市民の皆さま、企業・団体の皆さまなど、光ヶ丘を見守り支えてくださっている多くの皆さまのご協力・ご参加のお陰で積み重ねてこられた歴史の上にたって、今年度「SDGs大学プロジェクト」を展開することができました。

これからもさまざまな学びにチャレンジしていきます!

 


毎年8月12日は、国際連合が定める国際デーのひとつ「国際青少年デー」です。

「国際青少年デー」は、国連で2000年から実施されている国際デーのひとつで、その世界行動計画の前文には、「青少年は大きな社会的変革を引き起こす当人であり、受益者であり、また犠牲者である。また総じて、既存の秩序に組み込まれようとしながら、一方ではその秩序を変革する原動力となるという矛盾に直面している。青少年は、世界のあらゆる場所で、さまざまに異なる発展段階の国々、そしてさまざまに異なる経済社会的状況に住んでおり、社会生活への完全な参与を熱望している」と書かれています。

 

混沌とした今日の社会状況にあっても、生徒たちが自分たちの住むこの世界の未来を見据え、現在の課題と未来への希望を切り結びながら学ぶ「SDGs大学プロジェクト」についての1学期のご報告をリリースするタイミングとして、夏休み期間中で最もふさわしいと考えたため、もうひとつのご報告「ペットボトルラベル・ステンドグラス」のTV放送動画公開と併せて、本日8月12日「国際青少年デー」を選ばせていただきました。

 

[引用・参考;国際連合広報センターWebサイト]