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福祉コース2年生 二十四節気・七十二候のおりがみ壁飾りを制作!

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福祉コース2年生では、新カリキュラムにある「社会福祉探究」の授業の一環で福祉施設や保育園・幼稚園等で活用できる「季節感を取り入れたおりがみ」の制作練習に取り組んでいます。

 

これまで、鯉のぼりをおりがみで折って壁飾りを制作するなどしてきました。

 

今回はさらに一歩踏み込んで、

クラスの生徒全員で「二十四節気・七十二候」[*]を表現した、おりがみと和紙を使った壁飾りの制作にチャレンジしました!


一人ずつ、ひとつの「二十四節気」つまり三つの「七十二候」を担当[1人3枚の作品を制作]しました。

 

5月9日には授業内で先生方を招いての「作品発表会」を実施したのち、新館1階廊下に掲示して全校生徒に披露しています。

(クラスの生徒が21名のため、三つの「節気」つごう九つの「候」は未制作のため、現在、9名の有志によって制作が進められています。)

 

また今後は、機会を見つけて校内・校外の各種イベントにも出展を検討しています。

 

 

 

   


[*]七十二候とは、約半月ごとに訪れる「春分」「啓蟄」「芒種」「白露」などの二十四節気の下にさらに三つずつ、約5日ごとに具体的に草花や生き物の動向を漢詩のような言葉で表現したもので、古い歴史をもつ暦ですが、もちろん必ずしもこの通りに季節は移ろいません。


ただし、これを知ることで気候や生き物たちといった、普段忘れがちな自然の動きに対しての感性をより高められると考えています。

さらに、気候変動問題や環境問題もより身近に感じられることにつながることも期待しています。

 

今回はあえて「SDGs」というワードを用いずに活動をしました。

しかし、こうした活動を通して自然環境に対する「感度」が高まり、SDGs的な「センス」が磨かれていくと福祉コースでは考えています。