卒業生からのメッセージ

MESSAGE FROM GRADUATES
逆境にも負けず
仲間たちと全力で取り組んだ経験が糧に。
私は吹奏楽部に所属していましたが、私たちの代は新型コロナウイルスの影響で例年通りにいかないことがたくさんありました。しかし、演奏会や地域での活動を通じて改めて音楽の楽しさを感じ、仲間たちと3年間全力で頑張ることができました。光ヶ丘は1年生の時から将来について考える機会があり、先生が一緒に進路を考えてくださいます。また、3年生になると個別指導が始まり、生徒一人ひとりに担当の先生がついて自分に合った指導をしていただけます。私は教師になるという夢があり、そのために必要な知識を学びたいと考えました。今は立命館大学で、勉強と吹奏楽の部活動を両立させながら充実した毎日を送っています。大学4年間が充実した期間となるよう、これからも目標を持って様々なことにチャレンジしていきたいです。
将来の夢を叶える環境が
光ヶ丘には揃っていました。
「誠実・純潔・奉仕」。この校訓を意識しながら生活していた光ヶ丘での日々のおかげで、人の行動をよく見て自主的に動けるようになれた気がします。幼稚園教諭になりたいと思っていた私は、子どもたちや保護者の方が訪れる施設を持つ名古屋学芸大学に進学したいと考えました。福祉クラスでは実習授業に力を入れて取り組む一方、定期的に行われる小テストに向けて自宅学習をする習慣がつきました。光ヶ丘には、先輩方の過去の受験データや大学の資料が多く揃っていたため、事前に対策でき、自信を持って受験することができました。今の私の目標は「言葉で自分の思いを伝えられる子どもを育てる」こと。子どもたちの心に寄り添える幼稚園教諭になれたらいいなと思っています。
心を開いて話し合える
かけがえのない友人たちと出会えました。
光ヶ丘で最も成長した点は、「人への頼り方」を学んだことです。以前の私は何でも自分で考え、ひとりで苦悩してしまうことが多々ありました。しかし、光ヶ丘で何もかも話せる友人と出会い、誰かに相談する大切さを知りました。「困っている」と正直に伝えられる人々に出会えたこと。自分ですべてを完璧にやらなくても、人の力を借りてもいいと気づけたこと。これは私にとって、かけがえのない学びでした。私は将来、一人の人間として、女性として、日本のジェンダー平等を推進していける存在になりたいと思っています。語学だけでなく幅広い知見を得るため、大学では必ず留学に挑戦したいです。南山大学でジェンダー学を学び、留学に必要な知識と英語力をつけること。これが今の私の目標です。
常に寄り添い指導してくれた
先生方に支えられ、夢へと一歩踏み出せました。
光ヶ丘の先生方は、生徒の意見や考えを聞きながら、わからない箇所を一つひとつ丁寧に教えてくださいます。特に個別指導では、一方的な説明ではなく、私の意見を聞いた上で一緒に考え、どうしたらもっと良くなるかをアドバイスしてくださったことが印象的でした。また、普段の生活でのあいさつや整理整頓、時間に余裕を持つことや周りを見て動くことなど、当たり前のようで意外とできていないことにも目が向き、習慣化できるようになりました。私は高齢者の方と関わる福祉の仕事がしたいと考えています。人生の最期まで「人生が楽しい」「生きがいがある」と思えるようなサービスを提供することが目標です。大学で心理学を学び、高齢者の方やご家族の気持ちが理解できる人になれるように、精一杯頑張りたいです。
光ヶ丘で身につけた継続力と教養が
今の自分の糧となっています。
正直に言うと、光ヶ丘の授業で出される課題は少なくありません。特に英語の課題には負担を感じることもあるでしょう。しかし、諦めずにやりきることで力は確実についていきます。私が通う上智大学の文学部英文学科は課題の量が多く、今は下宿もしているため、日々しなくてはならないことがぐっと増えました。しかし、どう自分の生活を楽しくするかを考えながら過ごしています。私は児童英文学作品について学びたいと思い、この大学を志望しました。上智大学はキリスト教の大学なので、オープンキャンパスで「光ヶ丘と似た雰囲気があるな」と感じたことも理由のひとつです。最後までやり抜く姿勢と、様々な人を受容するキリスト教の教養。光ヶ丘で身についたことは、今も自然と生きています。
小学生の頃から憧れていた光ブラス。
全力で取り組んだ部活動が入試にも生きました。
私は、小学生の頃から光ブラスの演奏に憧れていました。念願の吹奏楽部に入ってからは、素敵な音楽を奏でる一員として頑張りたいと思い、練習に打ち込みました。進路に南山大学を選んだ理由のひとつは、力を入れてきた部活動の経験が生かせる入試方式があったからです。進路を選ぶにあたっては、大学受験についての知識や入試方法、おすすめの勉強法まで、幅広いお話が聞ける進路ガイダンスが大変役立ちました。先生や先輩方と密に交流でき、自分のことをよく知ってもらった上でアドバイスを受けられたことも良かったです。私の将来の目標は、光ヶ丘で身につけた「思いやり」と「探究心」を持った教員になることです。光ヶ丘での経験を大切に、目標に向かって励んでいきたいです。
部活動も勉強もやり抜いた経験が
次のチャレンジへの自信に。
光ヶ丘で学んだのは、主体的に行動することの大切さです。勉強も部活動も妥協せずに最後までやり抜けたのは、自ら考え主体的に行動する姿勢が身についたからでした。ソフトボールの部活動では、チームが勝つために必要なことを試合のビデオを見返しながら考えました。また、気づいたことは自分だけでなくチームメイトにも共有しました。勉強面では、通学時間などのスキマ時間を有効活用して勉強するよう意識しました。小テストが毎週あったので、目標を持って勉強できたことが良かったです。私は将来、自身の体験を通して、生徒に楽しく授業を受けてもらえる体育教師になりたいと思っています。大学では今まで触れてこなかった種類のスポーツの授業に積極的に参加し、経験の幅をさらに広げていきたいです。
音楽の先生になる夢を
後押ししてくれた光ヶ丘での日々。
私には小学校の音楽の教員になるという夢があります。光ヶ丘では先生が生徒にマンツーマンで指導してくださる体制があり、一人ひとりに合ったサポートをしてくださいました。私は吹奏楽部に所属していましたが、仲間と音楽に没頭できる時間は本当に楽しく、ハードな練習も頑張ることができました。現在は希望していた学校教員養成課程の音楽専修で、同じく「教員になる」という夢を持った仲間たちと勉強しています。大学に入学してみると、自分が思っていたように上手くいかないこともたくさんあります。しかし、光ヶ丘での日々で身についた「どんな時も諦めず前に突き進もう」という思考が私の背中を後押ししてくれます。夢に向かって、これからも前を向いて歩み続けたいです。
一人ひとりの意思や個性を尊重し、
大きく伸ばしてくれる学校です。
光ヶ丘は進路選択の多様性に富んでいるところが魅力だと思います。私は福祉クラスを選択しましたが、「福祉クラスであっても、福祉関係の大学や職業を目指さなくてはならない訳ではありません。福祉の心、気持ちを、この福祉クラスでの学びを通して皆さんに持っていてほしいのです」と先生が仰っていたのを、今でも覚えています。福祉の道を選んだ人もいれば別の道に進んだ人もいましたが、どの進路を選んでも全力で応援してもらえる環境があることは、この学校ならではの特徴だと思います。光ヶ丘のキリスト教の教えで言われ続けてきたのは「人を愛すること」。相手の個性を認めて受容し、愛するのはとても難しいことです。しかし、光ヶ丘で学びを得てからは、どんな意見もその人の個性のひとつであり、尊重すべきものだと考えられるようになりました。
クリスマスページェントの舞台を通して
仲間の大切さに気づきました。
光ヶ丘ならではの行事、「クリスマスページェント」。私はその実行委員会を3年間続けました。道具の配置や作りの細部までこだわり、皆でひとつの舞台を創り上げた経験は今でも忘れられません。3年生で実行委員長を務めた際には、大勢の前で話したり、まとめたりするのが難しいと感じたこともありましたが、仲間たちの協力で無事やり遂げることができました。光ヶ丘には、勉強や部活動で友人同士が教え合い、お互いを高め合う雰囲気があると思います。私は将来、児童を取り巻く環境に目を向け、相談に乗ることができる小学校教諭を目指しています。光ヶ丘で過ごした日々のように、大学の友人たちとともに考え教え合うことで、自分を高めていきたいです。
先生方に3年間しっかりとサポートしてもらい
自分に合った道が選べました。
光ヶ丘には将来をしっかりと考えられる環境があります。私は保育士を目指していたため、福祉クラスに進学しました。実習などの専門的な授業に加え、1年次からの定期的な面接で担任の先生と一対一で話せます。ここで今の成績を正しく把握し、自分のレベルに合った受験校を決めることができました。また、学年が上がって入試が近づくと、志望の学校や学部・学科に詳しい先生が担当について自分に合った指導をしていただけます。振り返ってみると、光ヶ丘の先生や生徒は優しい人ばかりでした。公共の場でのマナーや挨拶に気をつけられるようになったこと、思いやりを持って行動できるようになったこと。この学校で過ごした3年間で、人として大きく成長できた気がします。
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